東野さんのラーメンを食べに行った日々の話

東野純直はかっこよかった。
ここ10年くらいで見た東野純直より、

遥かにかっこよかった。

 

ネットの中に真実なんてない。

ネットの向こうにもない。

 

がんばってるってこういうこと。

人生、身につまされる思い。

投げ出してなんていられない。

 

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駅を降りてびっくり。
拝島の駅からは大自然の山々。
すでに小旅行感。

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そんな町の大通りを歩いて10分強。
イトーヨーカドーの先に

急に出てきたラーメン屋さん。

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清潔、広々、ほのかにおしゃれで、

ラーメン好きなわけじゃない私でも
とても居心地がよかった。

昼間からクラプトンが流れてる
ラーメン屋さんなんて、新鮮すぎ。

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目の前で包んでくれるワンタンの
おいしいことおいしいこと。

コクはあるけど後味あっさりな

スープの訳は、無化調のおかげらしい。

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あ、お酒、安い!

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早くも常連さんに愛され、
町に根づいてる様子。

地に足のついた素敵な店だった。
 
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また別の日。
夕暮れの東急世田谷線に揺られて数駅、
初めて降りる上町の駅、
2つ目のラーメン屋さんへ。

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ここにいた東野さんは、
まさに私が見てた東野さんだった。
都会向けの顔がかっこよくて、
なんだか泣けてきてしまった。

 

ちょっとこじゃれたカウンターのみの店内、
お客さんもおしゃれ層がいたり、
「白そば」なんて素敵メニューがあったり。
澄んだスープにレモンが効いて、
女性うけな感じ。

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ああそうか…。
毎日こんな違う街を行き来して、
違う麺、違うスープのラーメンを
日々作り続けてたんだな。

 

なんかその体力も去ることながら、
精神力の凄さに驚いてしまって。
なんだかまた泣けてきてしまったり。

 

BGMもよかったよね。
Michael Bubléなんて、
こんなシーンで聴けると思わなかった。しみた。

 

東野さんの選曲聴きながら、
東野さんの作るラーメンを食べる夜。
なんだか素敵すぎた。

 

うん、また来よう。


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11:00〜
支那そば 玉龍
東京都昭島市緑町4-1-27 https://tabelog.com/tokyo/A1329/A132902/13198983/


18:30〜
(営業自体はランチもあり)
支那そば 燈灯亭
東京都世田谷区世田谷2-15-3 https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131709/13203213/

ゴッホとゴーギャン、プッホとプーギャン

急な体調不良の中、
たどりついた上野恩賜公園は紅葉まっさかりだった。

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ああ東京にも空はあるって、
こういう時 本当にうれしく思えて。

そんなことたくさん考えながら、
きれいな紅葉やおいしいケーキを味わいきれずに、
ひたすら胃痛にもだえていた私。

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ハーブティーだけは最高においしかった。

 

◆◆◆◆◆◆◆

ゴッホゴーギャンの絵を観るのは初めてじゃなかったけれど。

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ゴーギャンタヒチへ向かった意味、それまでのゴッホとの時間。
それらを初めて知った私は、
美術館の中でずっと泣いてた。

 

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水色や緑を使うゴッホが、
赤や橙を使うゴーギャンと出逢って、
一緒に住もうとした家はひまわりの黄色で、
ゴーギャンのためにひまわりをたくさん描いて飾ったっていう。
その時間のふたりの気持ちを考えただけで、私は胸がいっぱいだった。

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今回のメイン、なのかな。
ゴーギャンの椅子」は本当にかわいらしくて。

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ゴッホ的な緑と水色の世界の真ん中に、黄色い灯りがともってる。
そんな幸せを描いてるゴッホを想像したら本当にかわいく思えてしまったよ。


ゴッホの椅子を」対比的に簡素にしてしまえる。

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それも幸せなことと思った。

 

ゴッホは悲しみもそのまま絵にして向き合う事で自分をなぐさめてて。
ゴーギャンは空想も描いていたけれど、それは現実を受け止めているからこそ、目の前を空想で塗りたくることができたというか。
だからこそゴッホにそれを教えてあげたかったのかなって…

 

ふたりが離れて、それぞれの作風に戻っていく。そこにはふたりの時間を経てこその作品もあって。
ただゴーギャンの描くひまわりはあまりにも哀しくて。

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その哀しみのような黄色を大きくメインにとるのが、ゴーギャンらしい哀しみとの向き合い方だなと思った。

 

ゴッホになりたいわけじゃないし、むしろ相容れない部分をいくつも持っていた人だったけれど。
それでもゴッホに向き合いたくて。
きっともっとゴッホの目になれるような原風景的な場所、それがゴーギャンにとってのタヒチだったのかな、と。

 

◆◆◆◆◆◆◆

普段 物販はポストカードしか買わないのに、
今回はクリアファイルとキーホルダーまで買った。

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ポムポムプッホと、

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ポムポムプーギャン。

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かわいすぎて、ふたりの絵の哀しみを救ってくれるみたいだった。

 

 

後日 SoupStockTokyoで、
ふたりのスープも食べてきたし。

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週替わりで発売してたゴッホの麦畑スープと、ゴーギャンの麦畑スープ。
11月最後の5日間だけは、ふたつのスープが出逢うっていう…
ちょっとまた泣いてしまうストーリー。

 

ゴッホのスープはあっさりだけどいつまでも食べられる深い味わい、
ゴーギャンのスープはクリーミーすぎてちょっとくどいけど、後引く味。
相乗効果でふたつともおいしかった。

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◆◆◆◆◆◆◆

ゴッホン!といえば、龍角散

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これをオフィシャルでやる気概。
でも本当に救われた。


ポムポムプッホといい、こういうのがなかったら、私は哀しくて帰ってこられなかったよ。

黒沢は充実期だよ

買えてなかった黒沢健一
最新DVD届いてたー!

 

やはりBanding公演にはなかった空気。
黒沢、つよい気持ち。
かっこいい。

 

なんか全体に音の粒が揃ってて、黒沢史上かつてない聴きやすさ、と思った。

いつも黒沢に感じるせつなさ以上のものが聞こえるわ。

 

今の黒沢voiceに寄り添うコーラス、

素晴らしい。
BE WITH YOU泣くわ。
からっと泣ける!
うん、だからNEW VOICESなんだな。

 

並べたら素敵すぎて、
もううれしくなる。
黒沢はなんていいものたくさん
作ってきたんだ!

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黒沢健一さんのニュース

私は音楽に関わる病だと思ってたんだよね。
もっと人生全てに関わることだったね。
http://natalie.mu/music/news/204019

 

なんで今なんだろうなって。
変化した自分の声と向き合って、
長い時間かけた「Rock'n Roll Band」で
過去から今を大切に紡いで。

仲間たちと新しい光を浴びながら、
音楽家としてまた確実に歩み始めたのに。

 

今は薄明かりの中で、
Dreamsのlive聴きながら、
くまちゃんとモノクロの健一観てる。

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今はとにかくまた笑顔で逢える日を。
待ってる。
https://youtu.be/B6Epfo-1XJA

ピアノとお酒

偶然立ち寄ったバー。
流れるピアノ ♪Let it be〜 Let it be〜

 

大人の孤独を熱く語る、
三十路すぎの同学年ふたり。
男同士のこんな時間なんて、
めずらしくてありがたい。

 

今夜はいいお酒だった。

 

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集まりの日

今日は久しぶりの集まりの日。
懐かしい場所の近くで、
少しだけ歳を重ねた顔で待ち合わせる。

なんだか唐突な安心感に、
初めからちょっと泣きそうだったし。
仲間っていいね。

今はそれぞれが新しい生活を
始めたり始めなかったり。
さみしかったりするのは、
今を自分なりに生きてるからなんだろ。

仕方ないよ、せつなさ。
ちょっとの違和感みたいな不思議な気持ち。
また逢えばいいね、遠くないうちに。
はーおなかいっぱいだっ。

【普通の日記】

今日は1日だけ休み。
雨の間は部屋で大瀧詠一「雨のウェンズデイ」とか聴いてたけれど、
雨も上がったので外へ出て、
いろいろとたまってた用事を
済ましてきたのでした。

 

日用品の買い出しとか、
洋服のお直し出したりとか、
実家に鍵を郵送したりとかいろいろ。

 

久しぶりに美容院も。
またはげてきたので、
黒髪を伸ばすのに限界を感じ、
少し切って染めてきました。
カラー料金2500円で
元気になれるならありがたい。

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そして今は池袋まで歩いてます。
雨のせいか わりと脚いたいけど、
数ヶ月ぶりに歩くから楽しげ。

 

脚の負担軽減も願って、
最近食事は朝だけたくさん食べて、
お昼以降サラダ・ソーセージ・
お豆腐の生活を続けてます。
今夜だけは普通に食べるかもだけど。

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そういえばさっき、
昔から大好きな俳優さんと
近所ですれちがったのでした。
この街は面白げ。

あとはお盆で2連休だったみらべるが
再開してうれしい、とか。
この街は面白げ。

 

出戻りお仕事はばたばただけど、
なんとかやってます。
つとめて、明るく、元気に。

 

さて今夜はなに食べよ。
またかき氷になったりしてな。

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