今月むきになって観てる
ヌーヴェルヴァーグ上映。
今日はドワネルの2・3作目、
「アントワーヌとコレット」
「夜霧の恋人たち」を。
2時間でモノクロとカラーのパリを
両方観られたのがうれしかった。
私の知りたいパリが
やっと描かれてたというか。
街並のきれいさの下、
人が時に滑稽にでもがんばって生きる姿を、
街なみが少し冷たい温度感で
つつんでるイメージ。
優しくもないんだけど、
ただきれいに街がいつもそばにあって。
おしゃれなんだけど、
どこかいつも切なげで。
街で成長したドワネルに
笑顔があってうれしかったな。
どんなにとんでもないことしても
どこかかわいかったりとかして。
彼が観てるパリはどんな風に変わったのかな、
とか思ったり。
本当、人と共に街は生きてるんだなと。
いつか本当に歩いてみないと、ね。
さ、来週はゴダールも観よう。
なんでも知っていきたいや。
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映画おわって降りてみたら、
アコーディオンとバイオリンの音色。
上映場所のBunkamuraは
今日までドゥ・マゴ・パリ祭だった。
演奏にカフェに、雑貨に本に、
蒸し暑い日本に少しだけのパリ。
うれしかったな。