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初めてのヌーヴェルヴァーグ

憧れてたようなイメージ、
少しずつでも知っていこうかなって思って。
Bunkamuraヌーヴェルヴァーグの特集上映に。

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大人は判ってくれない
観おわった後 知らないおばちゃんたちが
「すごく悲しげで」みたいに言ってたが、
私はそうはあまり思わなくて。

 

理由なき反抗ではなく、
彼はちゃんと自分の気持ちを自分ですくいとって、
生きるために抵抗してる。
素直な感情を見失うより悲しいことなんてないかなって。
いつも思うから。

 

それは方法論としてはまちがってたり、
うまくいかないことばかりだけど、
なにも動かず、あきらめて受け入れて大人になるより、
意味があるような気がしたな。

 

だからこそ終盤やっと見せる彼の涙が尊くて、
その瞬間やっと彼の気持ちに寄り添えた感じがした。
街は悲しげでも美しかった。

彼の目が澄んでるほど、街なみがすさんで見えたりもして。
でもそれが涙の向こうではきらきら輝いたりもして。
虚無の中の美とか、見えたような気がしたな。

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知らない街を少年の目線で見る、
それが私にはとても面白くて。

ラストの海で初めて少年の目になれた気がして、
それは私には希望の色に見えた。


ただただ広がる圧倒的な景色は、
恐怖や不安にも似てるようでいて、
やっぱり大きな自由とかすかな希望を感じたよ。