My Little Lover at 国際フォーラムホールC
M1〜10「re:evergreen」全10曲
(休憩)
M11〜20「evergreen」全10曲
(encore)
M21 YES
こんなわかりやすくて素晴らしいセットリストない。
「Pet Sounds」再現ライブより「re:evergreen」再現ライブだ、私には。
アンコールくらい盛り上がれる曲やるのかなと思ったら、わざわざ「YES」って。
あぁ好き。そういうの好き。
20曲続いたコンサートのアンコールにわざわざ「YES」を選んだのは、小林武史がギターを弾き倒したかったからに違いない。
20曲もね、鍵盤弾き続けたからね。
ステージ後方のスクリーンの映像につつまれながら、時々微笑みを浮かべつつ鍵盤を弾き続ける武史さんをずっと観てたよ。
「Hello, Again」弾きながらノスタルジーな光につつまれて、武史さんは何を思ってたんだろう。
♪あの日あなたが示したことは〜自分の強さで生きること〜
って「ターミナル」の大事なフレーズ。
akkoが好きだって言ってたとこ、武史さんもそこだけ口ずさんでたね。うん、いい歌詞だね。
「evergreen」の1番Aメロ、早々にボーカルマイクを自分に向けた武史さん、
歌う気満々かと思ったら、2番Aメロで脇に戻したよ。
でもアウトロに入ったら待ってましたと言わんばかりにまた自分に向けたよ。
うん、やっぱり歌う気満々だったよ。
ただ再現ライブならアレンジも全く変えずにやったら面白かったかな、とは思ったり。
生でやるのが難しい部分も無理やり人力でがんばって、
それを一度やった上で次回以降スタンディングライブでぶっこわしてくとか観たいな。
「めぐりあう世界」イントロのSE震えた。なのにキー下げでびっくり。
小林武史プロデュースの向こう側からakkoの想いが飛び出してくるみたいな高音の歌い上げ、あれがないとちょっと曲の意味合い変わるかな。
映像込みで新たな世界は感じられたからよかったけれど。
8曲目「送る想い」で極端に音を薄くしたのは、次の「ターミナル」がより際立って素晴らしかった。
ただ管・弦が居なかったのは拍子抜けだったの。
だからこその会場選びに高いチケット代かと思ってたし。
再現ライブだけど発表会ではなかったというか。
アルバム2枚全曲を今のテンションでやりきって見せることがなにより大事だった。
過去と現在のせめぎあいを生で見せて、2時間終えた後のYESが最終的に未来を示してた、そんなコンサートだったと思う。